台湾

台北

外事部は外務部（1938年設置）の後身部局である。1940年3月5日の勅令第84号「台湾総督府官制中改正」に基づき設立。同月7日の「台湾総督府官房並各局事務分掌規程中改正」によると、内局として庶務係及び第一課・第二課が置かれた。第一課の職掌は、①在台湾外国人に関する事務、②外国旅券・渡航に関する事務、③南洋関係事務に大別される。また、第二課は南支関係事務を統轄し、特に文化経済調査・通商振興・渉外事務等に従事した。

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「御署名原本・昭和十五年・勅令第八四号・台湾総督府官制中改正」（Ref.A03022448400）。「台湾総督府報」1940年3月7日（典蔵号0071033828a004）。