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地域 | 台湾 |
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解説 | 台湾総督府海軍幕僚は、台湾総督の所轄内における海軍に関することを所掌した。1987 年11月1日、勅令第364号「台湾総督府海軍幕僚条例」により設置。職員として、参謀長、参謀、副官、機関長、軍医長、主計長、海軍造船技師、主理、通訳官が置かれた。参謀長は台湾総督の統括に関する海軍軍政及び軍令に関して総督を補佐し、幕僚の事務を監理した。参謀は参謀長の命を承けて出師の準備作戦の計画、沿岸の防御、警備、演習、検閲及び諜報等に関することを掌理した。副官は参謀長の命を承けて人事及び庶務を、機関長は機関及び兵器に関することを、軍医長は医務衛生に関することを掌理した。主計長は会計給与に関することを掌理するとともに副官の事務を助けた。造船技師主理及び通訳官は参謀長の命を承け服務した。1919年8月19日、勅令第395号によって廃止された。 |
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参考資料 | 「台湾総督府海軍幕僚条例」勅令第437号、1897年11月1日、(『官報』第4293号、1897年10月19日、「台湾総督府海軍幕僚条例廃止」勅令第395号、1919年8月19日、(『官報』第2113号、1919年8月20日) |