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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 明治34年11月9日、「台湾総督府官制中改正」で民政部に警察本署を設置。勅任または奏任の警視総長一名を長とし、発足した。警視総長は、急を要する場合に主管事務につき庁長以下を指揮する権利を与えられた。明治42年10月23日、新たに蕃務総長を長とする蕃務本署を設置。警察本署は廃止されたが、総督府内に警視総長を置くこととされ、内務局長が充てられた。その後、明治44年10月14日の改正で、警察本署が復活。勅任の警視総長一名を長とした。大正4年7月21日、蕃務本署を廃止。蕃務総長も廃止したが、蕃務警視は警察本署の所属とし蕃務を掌った。大正8年6月27日、警察本署を廃止し、警務局を置いた。また、警務総長を置き、警務局長が充てられた。大正9年7月14日、地方制度の確立とともに中央督府の整理を実行し、これまで警務総長は一切の場合警察及び衛生事務の執行にあたったが、警務局長は総督の特命ある場合に限り警察事務の執行にあたることとし、警務総長、警視、監察官を廃し、警務官を事務官に改め、蕃務警視のみ残して蕃務にあたらせることとなった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年、128頁。Ref:A03033629300/A03034076300/A03033379400。 |
歴代長官 部局長等 |
大島久満次(1901年11月11日~1908年5月30日)/大津麟平(1908年5月30日~1909年年10月25日)/川村竹治・内務局長(1909年10月25日~1910年9月15日)/亀山理平太・内務局長(1910年9月15日~1911年10月16日)/亀山理平太(1911年10月16日~1915年1月8日)/内田嘉吉・本署長事務取扱(1915年5月1日現在)/湯地幸平(1915年12月11日~1919年4月18日)/梅谷貞吉・本署長事務取扱・警務課長兼務(1919年5月1日現在)/富島元治(1919年5月21日~1919年6月28日) |