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地域 |
中国
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都市名 |
広東
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解説 |
1939年11月、日中戦争開戦後の支那方面艦隊の改編に伴い、第二根拠地隊と第三防備隊をもって第二遣支艦隊隷下に広東方面特別根拠地隊が編成された。太平洋戦争勃発後、第二遣支艦隊を主力とする香港攻略作戦部隊が1941年12月に香港を攻略。広東方面特別根拠地隊は香港方面特別根拠地隊に改められ、1943年1月に同司令部が香港に進出した。広東には1942年3月10日、香港方面特別根拠地隊隷下に広東警備隊が新設された。
広東地区の海軍関係終戦処理は広東在勤海軍武官が統制し、中国海軍劉永浩少将によって接収されたが、1945年以来中国戦区日本海軍総連絡部長と現地との無線連絡が途絶したため詳しい状況は不明。陸軍(第23軍)の広東地区前後処理要報によれば、広東警備隊は居留民・他部隊とともに黄埔官舎区に集中している。また1946年2月27日に肥後大佐が中国側に抑留された旨陸軍から中国戦区日本海軍総連絡部長に連絡があった。同年4月2日に引揚開始、5月5日に終了。
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上位の階層 | |
参考資料 |
防衛省防衛研究所①中央-終戦処理-141。『戦史叢書 中国方面海軍作戦<2> 昭和13年4月以降』128、357、469、475頁。アジ歴Ref: C15010513200、2画像目。
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