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地域 |
中国
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都市名 |
上海
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解説 |
上海港務部は1939年11月の支那方面艦隊の改編時に第一港務部が改称されたもの。上海港の港内警戒、上海・鎮江・南京・蕪湖の港務、揚子江・黄浦江の航路標識整備を行う。上海方面根拠地隊隷下。終戦時部長は今村幸彦大佐(上海海軍航路部長兼任)。1945年9月7日、湯恩伯率いる第三方面軍が上海地区に進駐、陸海軍の武装解除を行う。9月13日に中国海軍接収員が上海に到着して接収開始、1946年2月に終了。上海方面根拠地隊司令部は1945年9月中旬に水交社に移転、10月上旬に旧六三公園に移転、10月中旬に復興島(旧昭和島)に集中。上海方面の還送は1946年1月上旬以後、米LST船配船により急激に活発となり、2月に一時中断するが3月以降上海への配船が急激に増加、4月中旬に上海および周辺の軍民の大部分の還送が完了、海軍は5月末に戦犯容疑者と総連絡部以外の送還を終了し、7月4日の総連絡部撤退をもって全員還送完了。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 中国方面海軍作戦<2> 昭和13年4月以降』128~129、469、472~473頁。『日本陸海軍総合事典』479頁。『日本海軍編制事典』芙蓉書房事典、2003年、488頁。防衛省防衛研究所④全般-216「大東亜戦争 功績便覧 特別根拠地隊」。
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