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地域 |
中国
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都市名 |
石龍
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解説 |
1945年1月に内地から派遣された補充兵波雷部隊を主体として、4月12日にバイヤス湾(白耶土)地区防衛のために編成され、同湾正面からの英米軍上陸に備えた。終戦時の司令部所在地は石龍、師団長鵜沢尚信中将。歩兵第91旅団、歩兵第92旅団等から成る。歩兵第91旅団は1945年5月14日に淡水(広東省)で編成され、坪山地区の治安警備・築城警備に従事していたところ終戦。10月10日に東莞着、集中営において復員業務に従事。1946年4月2日虎門着、12日虎門港出港、19日浦賀着、5月18日浦賀上陸・復員完結。歩兵第92旅団は5月20日に129師団長隷下に入り、バイヤス湾沿岸地区の陣地強化・対上陸戦闘訓練中に終戦。10月16日から11月10日の間に東莞県付近に集結完了し、復員準備と労役作業に服す。1946年4月9日虎門出港、17日浦賀着。船内にコレラ発生のため船もろとも隔離され、5月20日上陸・復員完結。
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上位の階層 | |
参考資料 |
外山操・森松俊夫編『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1993年、3巻、1276頁戦史叢書 昭和20年の支那派遣軍<1>470~471頁、同<2>15~17頁、C12122445100、3~8画像目、C12122445000、37・38、49・50画像目。
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