歴史研究の基礎は何と言っても資料である
歴史研究の基礎は何と言っても資料である
歴史研究の基礎は何と言っても資料である。私も若いころ、一次資料を求めて、夏の暑い日も冬の寒い日も、多くの資料館を歩き回った。それらの資料を、今では研究室や自宅にいながらにして読むことができる。検索もできる。こんなすごいことはない。
私が日本側座長を務めていた日中歴史共同研究(2006-2009)でも、中国の研究者をセンターに案内した。彼らの一部は、すでにこの資料を使っていた。アジア諸国との関係を深化させるためには、正確な歴史事実を基礎とする議論が不可欠だ。そのためにも、アジ歴が今後も発展し、ますます多くの人に利用されることを期待している。
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