明治27年(1894年) 11月21日 旅順が陥落
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【日本】 「我軍大勝利旅順口占領」
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- 大英図書館請求記号: 16126.d.1(26)
- タイトル: 【日本】「我軍大勝利旅順口占領」
- 明治27年(1894年)11月21日、清国艦隊(北洋艦隊)の拠点であった旅順において、日清両軍は3日間にわたる激しい戦闘を行った末に、日本軍が各砲台を占領し、旅順は陥落しました。ここでは、日清両軍の戦闘の中で、旅順攻撃を担った日本陸軍の第2軍に属する第1師団を率いる山路元治(山地元治)陸軍中将と清国軍の衞汝貴将軍が互いに騎馬で闘っている様子が描かれています。
- [大英図書館請求記号: 16126.d.1(26)]
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関連公文書
- レファレンスコード: C06060150900 件名: 申1号 坪井常備艦隊司令官 旅順威海衙偵察報告 11月11日
- 明治27年(1894年)11月11日付で、常備艦隊司令官の坪井航三海軍少将が連合艦隊司令長官の伊東祐亨海軍中将に送った、旅順と威海衛の偵察結果の報告です。この前日の11月10日に吉野と高千穂という2隻の軍艦(防護巡洋艦)が偵察を行った中で、高千穂に故障が起きたことなどが記されています。3画像目から、吉野の艦長であった河原要一海軍大佐が坪井少将に提出した報告があります。また、5画像目からは、3名の海軍少尉が吉野の河原大佐に提出した報告があり、旅順一帯の陸上の様子や港内の艦船の様子、威海衛の艦船の様子が記されています。
- レファレンスコード: C13110344300 件名: 臨時攻城廠 明治27年11月21日に於る戦闘詳報第1号
- 旅順の攻撃を担った第2軍の臨時攻城廠を率いる和田由旧陸軍大佐が、第2軍司令官の大山巌陸軍大将に提出した、明治27年(1894年)11月21日の旅順における戦闘の報告です。なお、攻城廠とは、要塞や守りの堅固な陣地を攻めたり守ったりするために、威力の強い大砲などを備え、これらを扱う砲兵隊や、工作を行う工兵隊によって編成される機関のことで、旅順の攻撃を目的として編成された第2軍には臨時攻城廠が加えられました。この報告には、攻撃前の準備の段階から、実際の攻撃における臨時攻城廠の各部隊の動きなどが詳細に記されています。30画像目には、旅順の戦場における大砲の配置を示した図があります。