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地域 | 日本 |
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都市名 | 横須賀 |
解説 | 神奈川県横須賀市に置かれた日本海軍の官庁。各軍港が所管する海軍区の防衛・警備・出師準備を行い、鎮守府司令長官は天皇に直属して部下の艦船部隊を統率した。軍政は海軍大臣、作戦計画は海軍軍令部長の指示を受けた。1884年(明治17年)東海鎮守府が横須賀に移転すると、横須賀鎮守府と改称された。1886年(明治19年)4月22日勅令第24号「海軍条例」で全国に5つの海軍区を定め、1889年(明治22年)に呉、佐世保、1901年(明治34年)に舞鶴鎮守府が設置されたが、第五区となる室蘭の軍港計画は断念された。また、1886年(明治19年)4月22日勅令第25号「鎮守府官制」で鎮守府に参謀部・軍医部・主計部・造船部・兵器部・建築部・軍法会議・監獄署を置くことが定められた。1945(昭和20年)年11月30日廃止。 |
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参考資料 | 『国史大辞典』第9巻、吉川弘文館、1988、683頁。 「海軍条例ヲ定ム」(アジ歴Ref:A15111142300) 「海軍鎮守府官制ヲ定ム」(アジ歴Ref:A15111145600) |