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地域 | 日本 |
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都市名 | 横須賀 |
解説 | 造船学を専修する技術学校として、1867年(慶応3年)に日本で一番はじめに横須賀製鉄所内に設置された横須賀製鉄所附属黌舎。首長は黌舎建設の功労者フランソワ・ヴェルニー。ヴェルニーが修学したパリの技術者養成学校「エコール・ポリテクニク」を参考に開設された。入学生徒の対象年齢は原則一三歳以上二十歳以下。資性、学歴による特例も設けられていたため、のちに一五歳以上二十歳までに変更された。衣食住、教材費などは官より支給された。造船技術者や海軍技手などを多く輩出し、国内最高水準の学校であった。1888(明治21年)に閉校するまで約100人が卒業した。1889年(明治22年)廃止後は海軍造船工学校に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「横須賀黌舎規則」1867年(明治3年) 渡辺整治「明治初年 横須賀造船所の学校制度」法政史学 第一六号、58-64頁。 |
御雇外国人 | フランソワ・ヴェルニー |