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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 技監は技術を掌る最上位の役職。技長、技手等を監督した。工部省、内務省、大蔵省、鉄道院、帝都復興院、統監府農商工部などに置かれた。1879年3月、お雇い外国人を解雇し、日本人技術者への転換を進めるなかで、まず工部省に技監が置かれ、少輔と同じ三等官の勅任官と位置づけられた。その後1894年には、内務省に土木技監が置かれ、大臣又は次官の命を承け土木局に属する技術上の事項を管理し及び直轄土木事業の監督に関する技術上の事項につき土木監督署長を指揮することとされた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 大蔵省『工部省沿革報告』1889年、57-58頁。柏原宏紀『明治の技術官僚―近代日本をつくった長州五傑―』中公新書、2018年215-216頁。「御署名原本・明治二十七年・勅令第六十六号・内務省ニ土木技監ヲ置ク」(アジ歴:A03020175600)4画像目。 |
歴代長官 部局長等 |
古市公威(1894年6月19日-1898年7月19日 ※内務大臣直属)/沖野忠雄(1911年4月1日-1918年7月10日) |