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地域 | 日本 |
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都市名 | 奄美大島 |
解説 | 糖業改良事務局大島出張所は、1902年3月に設立された鹿児島県立大島糖業模範場を前身とする。1907年3月に国庫補助が満期となったことにより同模範場が廃止となり、それに代わって1908年4月、農商務省告示第90号に基づいて鹿児島県大島郡名瀬村金久(奄美大島)に糖業改良事務局大島出張所が設置された。所長には技師が当たることとなり、初代所長が伊森賢三、第2代所長が大久保駿熊であった。大島出張所は、甘藷の耕種試験・砂糖の製造・品評会・種苗の配布等に関する事務を管掌することと規程された。1912年3月29日に糖業改良事務局が廃止となるに伴い、大島出張所も廃止となった。そして、同年4月1日鹿児島県告示第169号により、新たに県立の大島糖業試験場が開設され、糖業改良事務局大島出張所の建物および設備は県立大島糖業試験場に引き継がれた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 鳥原重夫編『奄美大島之糖業』鹿児島県、1920年、185-197頁。 |
歴代長官 部局長等 |
伊森賢三/大久保駿熊 |