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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 外務省通商局は、1886年2月の勅令第2号により設置された。これにより通商局は、通商航海条約の締結、万国電信郵便、外国における日本の貿易、領事事務に関する事項を担当した。1890年6月の外務省官制改正により、通商国は新たに貨幣問題、版権意匠及び商標の保護に関する事項を所管し、1891年8月の外務省分課規程の改正により、万国博覧会に関する事項が所管に加えられた。1893年10月の外務省分課規程の改正では、通商局の下に第一課と第二課が置かれ、第二課は移民、旅券、在外臣民の救助、外国に漂着した臣民に関する事項を担当し、それ以外の通商航海に関する事項などは第一課が担当した。1913年6月の外務省分課規程改正により、第一課は局所管のうちアジアに関する事項、第二課は局所管のうちアジア以外に関する事項及び移民、旅券、戸籍に関する事項を所管することとなった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 外務省百年史編纂委員会編『外務省の百年』原書房、1969年、164-264頁。 |
歴代長官 部局長等 |
浅田徳則(1886年3月3日-1889年12月26日)/河上謹一・局長代理(1889年12月26日-1890年2月25日)/河上謹一(1890年2月25日-1891年7月24日)/安藤太郎(1891年8月16日-1892年8月13日)/原敬(1892年8月13日-1895年5月22日)/藤井三郎(1895年5月22日-1897年4月7日)/高田早苗(1897年4月7日-1897年11月5日)/内田康哉(1897年11月30日-1898年7月13日)/重岡董五郎(1898年7月13日-1898年11月12日)/内田康哉・局長心得(1898年11月12日-1898年12月9日)/林権助(1898年12月9日-1899年6月1日)/杉村濬(1899年6月1日-1904年11月26日)/石井菊次郎(1904年11月26日-1908年6月6日)/萩原守一(1908年6月6日-1911年5月26日)/石井菊次郎・局長心得(1911年5月26日-1911年9月9日)/坂田重次郎(1911年9月9日-1916年10月13日) |