トップページ > グロッサリー検索
地域 | 満洲国 |
---|---|
都市名 | 新京 |
解説 | 満洲国軍事部は満洲国国務院に属し、国防、用兵、軍政の他、鉄道及び水路の護衛、陸地・水路の測量などを担当した。軍事部は、1943年4月1日の勅令第99号「国務院各部官制中ノ改正ノ件」によって、治安部が改編されて設置された。治安部は警察行政と軍事行政を同一部内に設置していたが、そのうち警察行政は国務院総務庁傘下の警務総局、保安局に、軍事行政は軍事部に分離された 。軍事部には官房に加え、参謀司と軍政司が置かれた。『満洲国史』によれば、軍事部には終戦時さらに警護司が置かれていたとされる。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 治安部から軍事部への改編については、「国務院各部官制中改正ノ件」勅令第99号、1943年4月1日(『満州国政府公報日譯』第2651号、1943年4月1日)。詳しくは李茂杰『偽満洲国政府公報全編』北京、線装書局、2009年を参照。警務総局、保安局の設置については、「警務総局官制」勅令第101号及び「保安局官制」勅令第102号、1943年4月1日(『満州国政府公報日譯』第2651号、1943年4月1日)。詳しくは李茂杰『偽満洲国政府公報全編』北京、線装書局、2009年を参照。満洲国史編纂刊行委員会『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年、265頁。 |
歴代長官 部局長等 |
真井鶴吉・次長(1943年4月1日~1945年8月15日) |