トップページ > グロッサリー検索
地域 | 満洲国 |
---|---|
都市名 | 新京 |
解説 | 民政部は1932年3月に発足し、地方行政や警察、土木、衛生に関することを所掌した。民政部には、総務司、地方司、警務司、土木司、衛生司、文教司の6司を置かれ、民政部総長は、地方行政、警察、土木及び衛生に関する事務を処理し、省長(興安各分省長を除く)、警察総長を監督した。秘書官は総長の命を承けて機密の事務及び特に命ぜられたる事務を掌った。理事官は総長の命を承け、事務を掌った。技正は長官の命を承け技術を掌った。事務官は長官の命を承けて事務を掌った。属官は長官の指揮を承けて事務に従事した。1937年7月、民政部と文教部が統合されて民生部が新設された。 |
上位の階層 | |
下位の階層 | |
参考資料 | 岡部牧夫『満洲国』(講談社学術文庫、2007年)。民政部の設置については、「国務院各部官制」教令第6号、1932年3月9日(『満洲国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日)、詳しくは、A06031008700を参照。第民政部の廃止については、「国務院各部官制」勅令第120号、1937年6月5日(『満州国政府公報日譯』第954号、1937年6月5日)、詳しくはA06031001700を参照。東亜事務局研究会編『大満洲国』下巻(東亜事務局研究会、1933年)、620‐621頁。 |