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地域 | 満洲国 |
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都市名 | 新京 |
解説 | 国務院審計局は、満洲国の会計検査機関である。審計局は、1937年7月の組織法改正のため監察院が廃止されたことにより、監察院の旧審計部門が独立した部局である 。審計局の業務は1937年6月に施行された審計法に基づいた。具体的には、1937年当時、参議府、立法院、最高法院、最高検察庁、国務院などの中央機関、そして18省、1特別市、首都警察庁、14市、164県地方機関の会計監査を行うこととされた。その後、満洲において特殊会社や公益法人が増設されたのに伴い、審計局ではこうした会社や法人の監査も行うようになった。その後、審計局は1945年8月の満洲国の解散まで存続した。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 審計局の設置については、「組織法中改正ノ件」1937年6月5日(『満州国政府公報日譯』第954号、1937年6月5日)、詳しくはアジ歴Ref:A06031001700を参照。「満洲国政府組織」(塚瀬進)貴志俊彦・松重充浩・松村史紀『20世紀満洲歴史辞典』吉川弘文館、2012年、454-456頁。満洲国史編纂刊行委員会『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年、15-19頁。 |
歴代長官 部局長等 |