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地域 | 満洲 |
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都市名 | 長春(新京) |
解説 | 満洲国における日本の神社行政および日本人教育行政に関する事務を管掌するため、関東局に設置された部局。1940年4月13日に公布された官制(勅令第268号)に基づき設置。在満教務部の職員は満洲国駐箚特命全権大使の監督を受けることとされた。もとは1937年12月の満鉄附属地行政権の満洲国への「返還」により、それまで関東局司政部学務課が担当していた満鉄附属地ないしは満洲国における神社行政および教育行政については、在満洲国大使館内に設置された教務部が管掌することとなった。その後、1940年4月に関東局の機構が改編され、満洲国大使館の教務部は関東局内に新設された在満教務部に移管された。在満教務部には庶務課・教務課・編修課・体育課が置かれ、満洲国における神社行政および対日本人教育行政を管掌した。在満教務部が管轄するものには、大連神社・関東神社・満洲神職会、および国民学校・開拓地在満国民学校・在満師範学校・満洲医科大学など各種学校があった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 在満教務部設置の官制はRef:A03022466800を参照。関東局官房文書課『昭和十六年 関東局要覧』(関東局官房文書課、1942年)、95-116頁。 |
歴代長官 部局長等 |
岩松五良(1940年8月15日現在)田中義男(1942年7月1日現在)堀池英一(1943年7月1日現在) |