関東州

旅順

臨時戸口調査部は、1920年の国勢調査を実施した関東庁の機関である。1918年12月7日関東都督府令第41号により臨時戸口調査部が設置され、1920年3月3日関東庁令第5号関東庁臨時戸口調査令により、同年10月1日の国勢調査が施行されることとなった。中央機関である臨時戸口調査部は、調査の計画、審査、集計及び編纂等の任にあたった。地方機関としては臨時戸口調査委員長、副委員長、参事、監督委員、調査委員が置かれ、それぞれ調査や事務にあたった。調査地域は関東州、南満洲鉄道附属地及び領事館内の一部であり、氏名など15項目を調査した。

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関東局（編）『関東局施政三十年史』上巻、原書房、30－32頁、及びRef.A06033520800。

杉山四五郎・兼務（1919年5月1日現在）土岐嘉平・兼務（1921年7月1日現在）川口直彦・兼務（1923年7月1日現在）