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地域 | 関東州 |
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都市名 | 大連・旅順・営口・奉天・四平街・長春(新京) |
解説 | 関東庁観測所は、関東州及び満洲において気象観測を行った関東庁の機関である。1919年4月勅令第94号により関東都督府が廃止され、「関東都督府観測所」が改称されて「関東庁観測所」となった。観測所の本所は大連に置かれ、旅順、栄口、奉天、四平街、新京(長春)に支所が置かれた。関東長官の管理下に置かれ、所長には技師(専任・奏任官)が充てられた。1925年1月より南満洲鉄道株式会社27ヶ所の委託観測所での業務増加や、国防の観点から上層気流観測の重要性が増大したこと等により、たびたび増員された。1932年3月に満洲国設立の後、1934年12月に「関東観測所」に改称された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref.A01200551600、A03021607300、A03021963600。山本晴彦『帝国日本の気象観測ネットワーク―満洲・関東州―』農林統計出版、2014年、35-55頁。 |
歴代長官 部局長等 |
水内淸次(1920年7月1日現在) |