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地域 | 台湾 |
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都市名 | 阿里山 |
解説 | 1910(明治43)年4月16日勅令第206号により、阿里山森林の経営事業を管理する機関として、台湾総督府阿里山作業所が設置された。総督府の直轄機関であり、阿里山森林の産物採取・加工・販売、造林・保護、および阿里山~嘉義間鉄道の建設・運輸などを管掌した。初代所長は総督府事務官の峡謙斉(財務局兼任)。下部機関には、庶務課・鉄道課・林業課および嘉義出張所が置かれ、1913(大正2)年以降は、庶務課・業務課・販売課に再編された。1915(大正4)年7月21日、営林局の設置にともない業務移管され、廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref: A01200053700「台湾総督府阿里山作業所官制」。Ref: A03021041700「台湾総督府阿里山作業所官制廃止」。中央研究院台湾史研究所HP「台湾総統府職員録系統」http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action |
歴代長官 部局長等 |
歴代所長:峡謙斉(1910年4月~1911年、1910年5~9月まで財務局長心得兼任)新元鹿之助(1912年、鉄道部技師)高田元治郎(1913年、殖産局長兼任)永田正吉(1914年~、技師) |