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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 台湾総督府研究所は、1909年4月1日に設置された。台湾総督の管理に属し、殖産および衛生上の研究調査および試験に関する事項を掌った。1909年3月の勅令第43号によれば、所長、技師(専任4人、奏任)、書記(専任6人、判任)、技手(専任15人、判任)の職員が置かれた。技師は上官の命を承け技術を掌った。書記は上官の指揮を承け庶務に従事した。技手は、上官の指揮を承け技術に従事した。1909年4月28日の研究所分課規程にいれば、研究所には、化学部および衛生学部が置かれた。化学部は、1)一般の化学分析に関する事項、2)工業に関する化学的試験研究、3)農業に関する化学的試験研究、4)衛生に関する化学的試験研究、5)電気化学に関する試験研究、6)物理化学に関する試験研究、7)純正化学に関する試験研究、8)石炭ガスおよび蒸留水製造に関する事項、9)その他化学に関する一切の研究を掌った。衛生部は、1)細菌学および原生動物学に関する研究、2)伝染病の病原病理予防法治療法に関する研究、3)熱帯地における衛生に関する研究、4)薬物学毒物学に関する研究、5)家畜伝染病および殖産上の細菌に関する研究、6)水質の細菌学に関する研究、7)その他衛生に関する一切の研究を掌った。1921年8月に台湾総督府中央研究所が設置されると、台湾総督府研究所は中央研究所に移管された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | アジ歴:A01200039300、A06032549300。 |