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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 1908(明治41)年6月22日勅令第159号により、台湾総督府の管理下に台湾総督府農事試験場が設置された。主要業務は、農産の増殖改良試験、農事調査、農事・林業・獣医学講習、種苗・蚕種・種畜・種禽の配布、土壌・肥料・農産物・農産製造品等の鑑定・調査、農事指導であり、下部機関には種芸部・植物病理部・昆虫部・農芸化学部・教育部・畜產部・庶務部が置かれた。場長は、1919(大正8)年まで台湾総督府殖産局長が兼任した。また、設置当初の職員数(技師・書記・技手)は計28人であったが、その後増員された。1921(大正10)年8月1日の台湾総督府中央研究所設置にともない業務移管され、廃止された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref: A03020762900「台湾総督府農事試験場官制」。Ref: A03021208500「台湾総督府農事試験場官制中改正」。Ref: A03021342500「台湾総督府中央研究所官制」。Ref: A10113125800、1-4頁。秦郁彦『日本官僚制総合事典 1868-2000』東京大学出版会、2001年、129頁。中央研究院台湾史研究所HP「台湾総統府職員録系統」http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action |
歴代長官 部局長等 |
歴代場長:宮尾舜次(1908年6月22日~1910年9月15日、殖産局長兼任)高田元治郎(1910年9月15日~1920年5月、殖産局長兼任)大島金太郎(1920年5月~、主任技師) |