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地域 | 台湾 |
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都市名 | 台北 |
解説 | 1919(大正8)年5月、台湾の原住民居住地区の慣習を調査し、その地に適用すべき法制を審議する機関として、台湾総督府内に蕃族調査会が設置された。前身は、同年に解散した臨時台湾旧慣調査会の第一部法制部蕃族科であり、その残務整理のために設けられたとされる。会長は台湾総督府総務長官が兼任し、委員には総督府高等官が任命された。主に臨時台湾旧慣調査会の未了調査を引き継ぎ、新たな業務はほぼなかった。1922(大正11)年に『蕃族調査報告書』第5巻を刊行し、同年3月に解散した。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 関口浩「蕃族調査報告書」の成立――岡松参太郎文書を参照して」『成蹊大学一般研究報告』46巻、2012年、2-4・36頁。 |
歴代長官 部局長等 |
歴代会長:台湾総督府総務長官が兼任 |