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地域 | 台湾 |
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解説 | 陸軍部は台湾総督府軍務局内に置かれ、陸軍軍政及び軍令に関することを掌った。1896年4月1日「台湾総督府軍務局官制」にもとづき設置。部内には4つの課が置かれ、各々次の事項を掌った。第一課では隊の教育や訓練、守備及び作戦計画、諜報、運輸交通、文書の編纂及び保管、海軍部を除く外局内の会計経理に関する事項。第二課では、軍人軍属の補充、軍記や風紀、儀式及び儀礼、陸海軍用馬匹、獣医材料に関すること、軍事司法及び監獄、兵器弾薬、要塞及び交通路、通信に関する事項。第三課では、金銭計算、糧秣、被服、陸軍用地及び所建築、監督部及び軍吏部の人事、第四課では身体検査、恩給、衛生に関する事項。1897年11月1日、組織改編により軍務局は廃止され、台湾総督府陸軍幕僚に改められた。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「台湾総督軍務局官制」勅令第116号、1896年4月1日(『官報』第3824号、1896年4月1日)「台湾総督府官制」勅令第362号、1897年10月13日『官報』第4293号、1897年10月21日)。 |
歴代長官 部局長等 |
立見尚文・軍務局長兼務(1896年4月1日~1897年11月1日) |