トップページ > グロッサリー検索
地域 | 台湾 |
---|---|
都市名 | 台北 |
解説 | 海軍局は、台湾総督府において海軍に関する業務を管掌した部署である。1895年5月、台湾総督府仮条例により設置された。長官と幕僚が置かれ、長官は総督を補佐し軍政および軍務を整理するとされた。総督府条例案の起草時に海軍局官制案も起草されたが、総督府条例が正式に裁可されなかったため、海軍局官制も採用されなかった。同年8月の台湾総督府条例(陸達第70号)で局内構成が規定され、海軍局長の下に副官2以下の局員が置かれた。条例に規定されていない部課を海軍局に設けるための人員配属は総督が定めるとされた。1896年3月の台湾総督府条例(勅令第88号)によって総督府軍務局が設置され、海軍局は同局海軍部に改組された。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 伊藤博文編『秘書類纂』第18巻(秘書類纂刊行会、1936年)222-224、450-454頁。Ref:A01200796100/A03020232800/A03020235600。檜山幸夫「台湾総督の職務権限と台湾総督府機構」(同編『台湾総督府文書の史料学的研究』ゆまに書房、2003年)184-192頁。 |
歴代長官 部局長等 |
角田秀松 |