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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 日本国憲法体制下において、参議院は衆議院とともに国権の最高機関であり国の唯一の立法機関である国会を構成する。衆議院が戦前から存在したのに対して、参議院は貴族院を廃した後も二院制を維持するために設置された。第1回選挙は1947(昭和22)年4月20日に行われ、その任期は憲法施行と同時の5月3日から開始された。議員は30歳以上の男女が被選挙権を持ち、任期6年で3年ごとに半数ずつ改選される。定数は1947(昭和22)年当初は250人であり、沖縄の本土復帰に向けて1970(昭和45)年に2人増えて252人に、そして2000(平成12)年に決定された定数削減により10人減って242人、現在は245人となっている。選挙制度は当初全国区100人と地方区150人(沖縄県選出議員2人の増員以降は152人)であったが、1982(昭和57)年に全国区を廃止して拘束名簿式比例代表制を導入し(比例代表100人、地方区152人)、2000年に定数削減とともに非拘束名簿式比例代表制が導入された(比例代表96人、地方区146人)。基本的に両院は対等であるが、予算先議権や内閣不信任、出席議員3分の2以上による法案再可決の権利は衆議院にあり、また首相指名、予算の議決や条約締結の承認で衆議院が優越する。 |
上位の階層 | |
参考資料 | 「日本国憲法」(「国立国会図書館 日本国憲法の誕生」)http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j01.html#s4「参議院議員選挙制度の変遷」参議院ホームページhttp://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/senkyo.htm「参議院議員通常選挙一覧」参議院ホームページhttp://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/s60_shiryou/senkyoichiran.htm |