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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 内務省の外局。1940(昭和15)年11月9日に設置された。祭祀としての神道を専管した官庁であり、従来内務省内に置かれた神社局を外局として昇格させた。神祇祭祀が国体の「基根」であり、国民道徳の源泉であるという認識のもとに戦時体制下における「皇国精神ノ発揚」を目的に設置された。内務大臣を総裁・元神社局長を副総裁とし、書記官・事務官のほか考証官(勅任)・教務官(奏任)などを置いた。同院には総裁官房・総務局・教務局が設置され、参与として学識経験者等を集めた。官房には秘書課、総務局には庶務課・考証課・造営課、教務局には指導課・祭務課・調査課が置かれた。神社局時代の組織から祭務課と調査課が新設され、主に神事等の考証・調査を中心として、造営や神職への教育といった分掌事務を担当した。敗戦の結果、GHQの指令により、1946(昭和21)年12月15日に廃止となった。 |
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参考資料 | 国立公文書館 請求記号:類02286100 |