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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 運輸通信行政の一元化を図るため、1943年(昭和18)11月1日に逓信省と鉄道省とが統合し、運輸通信省が新設されると、貯金業務と簡易生命保険業務は外局の通信院の所管となり、それぞれ外局であった簡易保険局と貯金局とが合併して、内局の貯金保険局となった。貯金保険局では、郵便為替・郵便貯金・簡易生命保険・郵便年金に関する事項を管掌し、局内には庶務課・規画課・経理課・貯金業務課・保険業務課・運用課・医務課・数理課が置かれた。1945年(昭和20)5月19日、通信院は逓信院と改称され、内閣の所管となり、1946年(昭和21)7月1日、逓信院は逓信省に改編されたが機構に変化はなかった。しかし、決戦体制のために貯金事業と保険年金事業という異なる原理の管理を機械的に結合したため、無理が生じ、1947年(昭和22)4月22日、再び分割されることとなった。 |
上位の階層 | |
参考資料 | Ref:通信院官制(A14101098700)、逓信省官制(A13110676300)逓信省編『逓信事業史』第1巻(逓信協会、1941年)、逓信省編『逓信事業史』第5巻(逓信協会、1941年)、郵政省編『続逓信事業史』第1巻(財団法人前島会、1963年) |