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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1943(昭和18)年11月1日、戦争遂行のための国内体制強化方策の一項である「海陸輸送の一貫的強化」のための措置として、従来の鉄道・逓信の両省を統合して設立された。この両省の所管事務の他に、商工省の倉庫及び陸運機器、内務省の港湾、文部省の気象等の業務も統合された。その下に大臣官房・企画局・鉄道総局・海運総局・自動車局・港湾局・航空局と、外局としての通信院を有した。総合的な交通関係官庁を目指したが、機構が複雑かつ膨大で、かえって円滑を欠く面が多かったため、1945(昭和20)年5月18日に、通信院を内閣に移管して、運輸省に改編された。 |
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参考資料 | Ref:A03022872200、2-11画像目。「運輸通信省」(執筆者 原田勝正)『国史大辞典2』吉川弘文館、1980年、210-211頁。日本国有鉄道編『鉄道辞典 下巻』1958年、1414頁。http://transport.or.jp/tetsudoujiten/ (2016年7月1日アクセス)。 |