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地域 | 日本 |
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都市名 | 東京 |
解説 | 1920(大正9)年5月の勅令第144号によって、従来の鉄道院を拡大して設置された中央官庁。国有鉄道及び付帯業務の管理、地方鉄道・軌道等の業務の監督を行なった。大臣官房及び監督・運輸・建設・工務・工作・経理の6局が置かれ、また各地方に鉄道局が設置された。1921(大正10)年6月に電気局を設置。1928(昭和3)年11月に逓信省から陸運事業に対する監督権を引き継ぎ、陸上交通全般にわたる行政を掌った。1930(昭和5)年4月に外局として国際観光局が設立された。1941(昭和16)年1月には需品局が設置され、本省所管の物品の調達・配給等に関する事項を掌った。1942(昭和17)年11月の行政簡素化を目的とした組織改編で、総務・要員・監理・業務・施設・資材の6局体制となった。この間1938(昭和13)年の陸上交通事業調整法、1940(昭和15)年の陸運統制令(勅令第37号)により陸運全般にわたる統制を強化した。1943(昭和17)年11月の運輸通信省設置により逓信省と統合廃止された。 |
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参考資料 | 「鉄道省」(執筆者 原田勝正)『国史大辞典9』吉川弘文館、1988年、902-903頁。Ref:A03022553800、2-3画像目。 |