タイ

カンチャナブリ

第15師団は、日中戦争勃発後の1938年に編成された師団である。中国大陸に渡り転戦したのち、1943年12月にビルマ（ミャンマー）へ転進。第15軍隷下でインパール作戦、イラワジ会戦などの戦闘に参加。戦争末期にビルマのモールメンに移動し、さらにタイのカンチャナブリに移動したところで終戦を迎える。1945年終戦時の師団長は、陸軍中将渡左近。復員は1946年5月から6月にかけて実施。第15師団病馬廠は5月23日バンコク出港、6月11日浦賀上陸、13日復員完結。輜重兵第15連隊は5月25日に遠州丸に乗船してバンコクを出港、6月11日浦賀入港、同月17日上陸、19日復員完結。第15師団兵器勤務隊は、6月1日バンコク出港、同月15日浦賀入港、17日復員完結。

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