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地域 |
海南島
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都市名 |
海南島
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解説 |
横須賀鎮守府第4特別陸戦隊は1939年1月20日に設置され、上海で待機後、1939年2月に海南島攻略戦に参加。1939年11月の支那方面艦隊再編によって支那方面艦隊第二遣支艦隊附属海南島根拠地隊(1939年4月以降海南島根拠地隊は支那方面艦隊司令長官直轄の海南警備府に昇格)の隷下に位置付けられ、以後海南島西部地区の警備を行い、重慶軍の保安団・遊撃隊、共産軍に対処。終戦時司令は青山茂雄大佐。10月5日、中国陸軍第2方面軍粤桂区総司令部前進指揮所(主任は中国陸軍中将朱暉日)が海口に進出して接収開始。横須賀鎮守府第4特別陸戦隊は中国陸軍新編第19師による接収を受け、12月26日に楽東集中営に集中完了。海南島南部にはリバティー4隻が配船され、3月27日までに引揚完了。なお台湾出身軍人・軍属で就業し生活し得る者は集中を免除され、就業できない者は日本軍と同等の待遇を受けて集中営にて就職するか帰還するまで給食を受けることとされ、横須賀鎮守府第4特別陸戦隊管区内の台湾籍軍人・軍属1825名が1945年12月10日に中国側に移管された。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書79中国方面海軍作戦<2>昭和13年4月以降』118~119、162~164、395~396、469~475頁アジ歴Ref: C13032688900、坂本正器、福川秀樹編著『日本海軍編制事典』芙蓉書房、2003年、489頁
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