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地域 |
台湾
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都市名 |
花蓮港南方
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解説 |
第66師団の一部を基幹とし、1945年2月、花蓮港において臨時編成。花蓮港地区及び台東地区の防衛にあたった。3月以降、沖縄戦とともに台湾への空襲が激化し、対空戦闘の傍ら陣地構築に努めた。終戦後、第66師団の台東地区移転に伴い、一時、その指揮下に入ったが、12月中旬、羅東地区へ移駐し指揮下を脱した。終戦後、中国第75師団に一切の借用品を返納し、蘇澳・羅東・瑞芳を経て、1946年1月、基隆市東端田寮港附近に到着。その間、現地自活のための農耕をしつつ、風水害により破損した道路や鉄道等の復旧工事に従事した。なお、澎湖島馬公に駐留した工兵隊は衛生状態が悪く、風土病と栄養不良のため、終戦直後には30%が病弱者であった。復員は基隆・馬公より鹿児島に上陸。終戦時の部隊長は、小林忠雄大佐。
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上位の階層 | |
参考資料 |
C11110399300、C11110386600、船舶引揚修理関係書類台湾地区日本官兵善後連絡部
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