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地域 |
台湾
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都市名 |
新竹
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解説 |
第一次上海事変、第二次上海事変、南京攻略戦、徐州会戦、武漢作戦に参加した歴戦の精鋭部隊。1940年に衛戍地の金沢から満洲国牡丹江市に移駐し、第3軍隷下で牡丹江省を警備。しかし、沖縄方面の防備強化のため、1944年7月に首里市へと移駐。第32軍の隷下で、南部の島尻郡の防衛を任された。沖縄防衛の中核戦力と期待されたが、大本営の兵力運用方針に基づき、台湾からルソン島へ投入された第10師団の代替兵力として台湾への転用が決定。1945年1月、台湾の新竹に移駐し、第10方面軍の隷下となった。一時、第40軍の隷下となったが、軍司令部の本土移転に伴い、第10方面軍の隷下に復した。終戦後、12月に第7連隊を除き新竹に集結。中国第107師団に借用品を返納後、復員のため基隆へと移動した。1946年1月より順次帰還輸送を実施。浦賀・鹿児島・似島に分かれて復員し、3月に復員を完結。なお、部隊隷下の沖縄出身者は第9師団司令部眞喜志隊として集められた。終戦時の師団長は、田坂八十八中将。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『沖縄方面陸軍作戦』p.133-135、C12122490300、船舶引揚修理関係書類台湾地区日本官兵善後連絡部
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