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地域 |
中国
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都市名 |
鎮江
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解説 |
第3師団は1873年1月9日に設立した名古屋鎮台を母体とする歴戦の師団である。昭和期においては基本的に応山付近の警備に従事した。1937年11月26日、上海付近での会戦に参加。連戦し軍司令官より感状授与。12月南京攻略戦。1938年5月5日徐州会戦。8月28日信陽攻略戦。1939年3月30日襄東会戦。1940年4月29日宜昌作戦。1941年1月15日豫南作戦。8月15日長沙作戦。10月26日確山作戦。12月25日第二次長沙作戦。1942年浙?作戦。12月10日大別山作戦。1943年4月30日江南殲滅作戦。10月14日常徳殲滅作戦。1945年3月25日都安作戦。5月4日湘桂反転作戦。終戦時の師団長は陸軍中将辰巳栄一。鎮江で終戦。1946年2月10日、上海に集結。1947年1月25日、第1次復員隊として師団防疫給水班宮原大尉以下147名出港、28日佐世保上陸。2月23日、師団復員業務処理員として竹下少佐以下11名上海出港。3月21日、第2次復員隊として春日中佐以下670名上海出港、29日博多上陸。この間師団司令部主力は隷下の入院患者および行方不明者の掌握に従事。5月1日、第3次復員隊として日比野大尉以下63名上海出港、12日佐世保上陸。16日、師団長以下575名上海出港、23日博多上陸。同日、残務処理のため帰郷中の副官山田少佐を召致。6月某日残務処理終了。復員完了。師団長は辰巳栄一中将。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 昭和二十年の支那派遣軍<1>三月まで』363~364頁
アジ歴Ref:C12122437700、1~10画像目。
外山 操、 森松俊夫編『帝国陸軍編制総覧』1巻、芙蓉書房、2000年、146~147頁
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