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地域 |
中国
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都市名 |
北京
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解説 |
戦車第3師団は1942年12月騎兵集団を基幹として綏遠省包頭において編成され、駐蒙軍隷下に編入、包頭付近に警備にあたった。1944年第一号作戦に備えるため、第12軍に編入、4月京漢作戦に参加し、洛陽付近の警戒に当たる。6月には霊宝会戦に参加し、陝県方面に集結、7月湘桂作戦に参加するため、一部部隊を武漢方面に転出、主力は魯山・襄城周辺の警戒任務にあたった。1945年3月老河口作戦に参加したが、京津方面への移動が命じられ、7月10日襄城を出発、26日豊台に移駐し、北平付近の警戒に当たる。最後の師団長は陸軍中将山路秀男。8月14日北平に移駐、15日終戦、爾後復員業務を実施、10月以降、復員業務及び復員のため、数次にわたり北平を出発、博多・佐世保に上陸し、復員。復員完結は1946年5月22日。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 北支の治安戦〈2〉』、226~227頁、487~504頁
『戦史叢書 昭和二十年の支那派遣軍〈1〉三月まで』、430~431頁501~627頁
『戦史叢書 昭和二十年の支那派遣軍〈2〉終戦まで』、379~380頁、423~431頁
『戦史叢書 一号作戦〈1〉河南の会戦』、1~628頁
中国派遣軍残務整理部編『支那派遣軍復員本部の歴史』「附録 復員完結日一覧表」、8頁(『復員関係史料集成』第1巻、ゆまに書房、2009年9月)。
アジ歴Ref:C12122433400、24~26画像目。
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