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地域 |
中国
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都市名 |
洛陽
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解説 |
第110師団は1937年6月に姫路において編成され、7月10日宇品港を出港、14日塘沽に上陸した。北支那方面軍の隷下に入り、司令部を天津に置いて河北省北部の防衛に当たる。1938年1月司令部を保定に移駐し、河北省南部の防衛を担当、10月石門に移駐し、同地の警備に当たる。前期粛正作戦、冀西作戦などに参加。1944年第一号作戦に備えるため、第12軍に編入、4月京漢作戦に参加し、7月司令部を河南省洛陽に移し、同地の警備に当たる。1945年4月老河口作戦に参加し、魯山県方面から進撃。6月には第115師団に移譲、洛陽方面に移動した。最後の師団長は陸軍中将木村経広。8月河南省葉県で終戦、以後洛陽に集結し、帰還まで駐留。1946年3月上海に集結し、一部を残して4月27日上海港を出港、5月3日博多に上陸、復員式を挙行、9日二日市復員本部で復員を終えた。先発部隊は3月26日リバティー21号に乗船、上海出港、31日博多上陸。3月29日にV103に乗船し、上海港を出港、4月2日に博多港に上陸。4月6日LST1000に乗船、上海港を出港、11日佐世保港に上陸している。9月9日に復員完結。
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上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 北支の治安戦〈1〉』、175~190頁
『戦史叢書 北支の治安戦〈2〉』、403~422頁、423~431頁、487~502頁
『戦史叢書 一号作戦〈1〉河南の会戦』、1~628頁
『戦史叢書 昭和二十年の支那派遣軍〈2〉終戦まで』、379~380頁
中国派遣軍残務整理部編『支那派遣軍復員本部の歴史』「附録 復員完結日一覧表」、7頁(『復員関係史料集成』第1巻、ゆまに書房、2009年9月)。
アジ歴Ref:C12122433200、45~50画像目。C01005799200、1~33画像目。
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