トップページ > グロッサリー検索
地域 |
中国
|
---|---|
都市名 |
臨汾
|
解説 |
第114師団は兵団の抽出転用により不足した支那派遣軍の補填のため、編成された。1944年8月、独立歩兵第3旅団を基幹として、山西省臨汾において編成され、第1軍の隷下に置かれた。9月作戦指揮のため、司令所を浮山に置き、同蒲線東側及び離石東方地区の警戒に当たる。最後の師団長は陸軍中将三浦三郎。終戦後、閻錫山の第2戦区司令部の命により、9月臨汾を出発、10月1日楡次に到着。1946年5月1日出発、10月5日塘沽を出発、5月17日山口県仙崎に上陸、23日復員終了。一部部隊は1946年2月15日天津に集結、華北派遣憲兵隊とともにQ071号に乗船、5月6日塘沽を出発、13日佐世保に上陸、復員。
|
上位の階層 | |
参考資料 |
『戦史叢書 北支の治安戦〈2〉』、502~503頁、553~554頁
『戦史叢書 昭和二十年の支那派遣軍〈1〉三月まで』、424頁
中国派遣軍残務整理部編『支那派遣軍復員本部の歴史』「附録 復員完結日一覧表」、6頁(『復員関係史料集成』第1巻、ゆまに書房、2009年9月)。
三浦三郎「第百十四師団の復員資料」(臼井勝美・稲葉正夫編『現代史資料』第38巻〈太平洋戦争4〉、みずす書房、1973年2月、500~504頁)。
アジ歴Ref:C12122432800、7~8画像目。C13031944200、1~21画像目。
|