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地域 |
中国東北部
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都市名 |
奉天
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解説 |
第44軍は対ソ戦に向けた作戦準備「関東軍特種演習」において、満洲の治安確保のために創設された関東防衛軍を前身とする。1941年7月に新設され、新京に置かれた。1945年5月、第44軍に改編され、鄭家屯に駐屯し、第3方面軍の隷下に入る。8月奉天地区防衛のため、奉天に移る。最後の軍司令官は陸軍中将本郷義夫。奉天で武装解除され、北陵収容所に収容。司令官、参謀、各部長は飛行機で入ソし、ハバロフスクに収容。他は奉天作業第2大隊、第56大隊、第59大隊、将校大隊に編入、10月23~30日の間に黒河経由で入ソ、アルマータ第7収容所(第2大隊)、イルクーツク第8収容所(第56大隊)、イルクーツク425労働大隊(第59大隊)、マルシャンスク収容所(将校大隊)に収容。軍司令官は1950年4月22日、ナホトカ発の信濃丸で舞鶴入港、復員している。
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参考資料 |
『戦史叢書 関東軍〈2〉関特演・終戦時の対ソ戦』、19~25頁
満蒙同胞援護会編『満蒙終戦史』河出書房新社、1962年7月。
アジ歴Ref:C12122508100、36.37画像目。C14020870700、7画像目。C12121204100、2画像目。C14020835300、1~51画像目。C14020835400、1~25画像目。
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