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地域 |
中国東北部
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都市名 |
音徳爾
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解説 |
第107師団は関東軍の戦力強化のため新設された部隊で、1944年6月、興安北省阿爾山において、阿爾山駐屯隊司令部を基幹として編成され、第44軍に編入、第3方面軍に隷下した。阿爾山周辺の警備任務にあたり、7月五叉溝に移動して陣地構築にあたる。最後の師団長は陸軍中将安部孝一。8月第30軍の指揮下に入るべく新京に向かう途中、西口付近でソ連軍と交戦し、ハマコーザ、ついで興安南省音徳爾(イントール)に向かう。音徳爾において武装解除後、龍江省チチハルの小民屯に移動、チチハル作業将校大隊(ダルバカタイ収容所)、第16大隊(カダラ第6収容所)、第17大隊(カダラ511労働大隊)、第19大隊(カダラ513労働大隊)に編入、10月27日から11月2日にかけて満洲里経由で入ソ、収容された。師団長は武装解除後、飛行機で入ソ、ハバロフスクに収容され、1956年12月26日、ソ連引揚げ後期第11次船「興安丸」で舞鶴入港、復員。一部はハラグンの収容所からウファに移り、1949年10月23日、ナホトカ発の大郁丸で舞鶴入港、復員している。
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上位の階層 | |
参考資料 |
アジ歴Ref:C12122428300、1.2画像目。C13071057700、1~8画像目。C12121204100、4画像目。C14020877500、7~9画像目。
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