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地域 |
中国東北部
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都市名 |
大喊廠
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解説 |
独立混成第132旅団は関東軍(第1方面軍第3軍)の隷下の旅団。いわゆる「根こそぎ動員」(対ソ持久戦の備えと、師団・部隊の各方面転用に焦慮した関東軍が、第30軍司令部、師団8コ、独立混成旅団7コの編成等25万人に及ぶ大動員を決意、1945年7月5日付で大本営の認可)をうけ、1945年7月10日に独立混成第132旅団司令部の編成下令。司令部は7月28日、牡丹江省東寧県東綏において編成完結、国境警備を担当。8月9日対ソ開戦に伴い、司令部主力は間島省大喊廠に転進、一部は東綏に残留。司令部主力は8月17日大喊廠にてソ連軍と交戦、8月27日同地で武装解除、東京城収容所への収容を経て、9月2日東京城第268作業大隊に編入、9月17日綏芬河経由でソ連へ。東綏残留隊は東寧で戦闘参加、牡丹江→蘭江へ転進後、9月3日蘭江で武装解除、9月8日蘭江第285作業大隊へ編入後、9月18日綏芬河経由でソ連へ。司令部将校は牡丹江将校第1大隊へ編入後、11月7日綏芬河経由で入ソ。終戦時の旅団長は陸軍少将鬼武五一。隊員の収容先はビラカン、イスチスト、ハバロフスク。
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上位の階層 | |
参考資料 |
防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 関東軍<2> 関特演・終戦時の対ソ戦』(朝雲新聞社、1974年)377頁
アジ歴Ref:C12122508700(25~26画像目)、C12121178300(6画像目)。
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