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地域 |
中国東北部
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都市名 |
樺皮甸子
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解説 |
第128師団は、関東軍(第1方面軍第3軍)の隷下の師団。大本営は1945年初頭、南方への転用兵団が残置した兵員、資材等を活用するため、新たに師団・独立混成旅団等の臨時編成を決めた。これをうけ1945年1月16日、第128師団司令部の編成下令。司令部は1945年4月10日牡丹江省東寧県城子溝において編成完結、同地の警備に当たる。8月9日対ソ開戦後、主力は樺河甸子に転進しソ連と交戦、一部は羅子溝附近でソ連と交戦。8月17日司令部主力は樺河甸子で、一部は張家店又は羅子溝にて武装解除。8月19日司令部の大部分は金蒼収容所に収容、9月15日第59作業大隊に編入、9月末以降琿春経由でソ連へ。一部は金蒼第61作業大隊に編入、10月5日琿春経由でソ連へ。終戦時の師団長は陸軍中将水原義重。旧師団員の収容先は、ビーワン、ホルモリンなど。
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上位の階層 | |
参考資料 |
防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 大本営陸軍部<9> 昭和20年1月まで』(朝雲新聞社、1975年)541頁
アジ歴Ref:C12122426500(32~33画像目)、C12121178300(5画像目).
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