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地域 |
中国東北部
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都市名 |
南湖頭
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解説 |
第122師団は第1方面軍の直轄部隊。大本営は1945年初頭、南方への転用兵団が残置した兵員、資材等を活用するため、新たに師団・独立混成旅団等の臨時編成を決めた。これをうけ、1945年1月16日に第122師団司令部の編成下令。3月30日牡丹江市興隆において、第4国境守備隊司令部が編成担当となり、第4国境守備隊からの輸入者を基幹とし、在満各部隊よりの編入者をもって編成が完結、同地の警備を担当した。同年5月中旬、司令部の主力は陣地構築のため南湖頭に移駐、残留隊は6~7月に興隆→寧安に移駐。8月9日の対ソ開戦後は、寧安残留隊も主力に合流。8月中旬掖河においてソ連軍の侵入を阻止するため行動するも南湖頭陣地に復帰。8月17日に停戦命令を受領し、8月21日は南湖頭において武装解除後、一部は自由行動に。9月3日南湖頭出発、9月9日蘭崗妹尾作業大隊に編入、10月31日綏芬河経由でソ連に入る。旧師団員の収容先は、タイセット、ネーブルスカヤなど。終戦時の司令官は陸軍中将赤鹿理。
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上位の階層 | |
参考資料 |
防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 大本営陸軍部<9> 昭和20年1月まで』(朝雲新聞社、1975年)541頁
アジ歴Ref:C12122425900(3~4画像目)、C12121178200(2~3画像目)
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