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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 外交政策と在外事務を所掌する中央官庁。明治2年(1869)7月の職員令により設置。その省務は外国交際と貿易監督とされたが、それを遂行する機構の確立は明治6年(1873)1月まで時間を要した。その間、迎賓施設である延遼館の設置(明治2年)、在外公館制度の導入と弁務使(後の公使)の派遣(明治3年)、洋・漢語学所の設置(明治4年)などが行われた。明治6年(1873)1月に外務省事務章程が定められた。それによると、長官である外務卿、次官級の外務大輔・外務少輔のもとに、一般事務を掌る弁事局、欧州事務を管掌する外事左局、米国及びアジア各国事務を管掌する外事右局、などが設けられた。明治18年(1885)12月の内閣制度においては内閣を構成する官庁の一つとなり、現在まで存続している。 |
Upper level hierarchy | |
Lower level hierarchy | |
Reference materials | 国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』吉川弘文館/外務省外交史料館日本外交史辞典編纂委員会編『日本外交史辞典 新版』山川出版社、1992年/岩波書店編集部編『近代日本総合年表』岩波書店、1968年/外務省編『外務省の百年』原書房、1969年、761~766頁 |