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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 税務を掌る大蔵省の内局。1884年5月、租税局・関税局を統合するかたちで設立。租税・関税事務を取り扱った。関税事務については、関税局がたびたび設置・廃止され、その都度、事務の分掌を行った。設置当初の分課体制は、本部(書記編纂・庶務)、第一部(旧関税事務)、第二部(地租・船車税・水産税)、第三部(酒税・印紙税・地方税・会社税)、第四部(統計・出納・用度)と定められた。また地租改正残務掛・租税誌編纂掛・通商史編纂掛が置かれた。1905年には塩専売法が公布されたことを受けて、塩の製造・収納・売渡・輸出入・取締に関する事務を管掌し、専売事業課・専売技術課を設置した(1907年に専売局として独立)。 |
Upper level hierarchy | Meiji > Internal Affairs/Financial Affairs > Ministry of Finance > Minister of Finance > Taxation Bureau |
Reference materials | 『明治官制辞典』東京堂出版、1969年、305-306頁。「大蔵省沿革略志」(『明治前期官庁沿革誌集成』柏書房、1986年)。 |
Secretary general of the past | 主税官長:郷純造(1884年5月20日-1886年3月9日) 主税局長:中村元雄(1886年3月9日-1886年3月26日)/中野健明・兼任(1886年3月26日-1888年3月5日)/中村元雄(1888年3月5日-1891年4月7日)/田尻稲次郎(1891年7月24日-1892年8月10日)/加藤高明(1892年8月10日-1894年7月28日)/目賀田種太郎(1894年7月28日-1904年10月18日)/若槻礼次郎(1904年10月18日-1906年1月8日)/桜井鉄太郎(1906年1月8日-1909年11月5日)/菅原通敬(1909年11月5日-1915年7月2日) |