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Area | 満洲国 |
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City name | 新京 |
Commentary | 産業部の前身は「建国」以来の実業部であり、実業部には総務、農鉱、工商の三司が置かれた。外局としては順次商標局、権度局、特許発明局(商標局を吸収)が設置された。鉱業の監督機関としては鉱業監督署が1934(昭和9)年11月に設けられ、産業部時代の1939(昭和14)年7月まで存続している。実業部は1937(昭和12)年7月1日の行政機構改革で産業部に改組された。産業部には鉱工司が置かれ、鉱工業の一体的運営が実現した。産業部次長には岸信介、鉱工司長には椎名悦三郎が着任したことはよく知られている。外局としては水力電気建設局が国務総理大臣直轄から移管された。さらには1940(昭和15)年6月の改革で、鉱工部門の重点化、物流の円滑、農産物増産の促進の観点から、産業部は興農部に改組され、鉱工司(鉱業、工業の二司に分割された)、及び水力電気建設局、特許発明局を経済部に移管して、農産、農政の二司及び特産局を設けた。1943(昭和18)年4月時点で興農部には官房、農政司、農産司、畜産司、糧政司が置かれた。 |
Upper level hierarchy | Meiji/Taisho/Showa (Colonies/Occupied Territories) > Kwantung Leased Territory/Manchukuo > Manchukuo > The State Council > Ministry of Industry |
Reference materials | 岡部牧夫『満洲国』(講談社学術文庫、2007年)。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 各論』(満蒙同胞援護会、1971年)、11-14、565頁。 |
Secretary general of the past | 次長・岸信介(商工省) 1937年7月 |