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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 簡易生命保険が1916年(大正5)10月1日に創業されると、逓信省内の為替貯金局に保険部が設けられ、その事務を所掌していたが、加入者の激増により1920年(大正9)10月1日に簡易保険局が設けられ、専管することになった。1938年(昭和13)1月11日、新設された厚生省の外局である保険院に業務が移管され、院内に簡易保険局が置かれた。しかし、契約募集、周知宣伝などの現業部分は郵便局がおこなうこととされていたため、1942年(昭和17)11月1日に行政簡素化の一環として逓信省に戻された。1943年(昭和18)11月1日に逓信省と鉄道省とが統合し、運輸通信省が新設されると、簡易生命保険業務は外局の通信院の所管となり、簡易保険局は貯金局と合併して貯金保険局に改称され、局内に保険業務課が置かれた。 |
Upper level hierarchy | Showa (Sino-Japanese War / Asia-Pacific War) > Wartime Regime > Engineering and Telecommunication, Transportation > Ministry of Postal and Telecommunications > Postal Life Insurance Bureau |
Reference materials | Ref:簡易生命保険法(A13100229500)、簡易保険局官制(A13100421000)、保険院官制(A03022168700)、保険院廃止(A14101001200)、簡易保険局再設置(A14100997400)、通信院官制(A14101098700)逓信省編『逓信事業史』第1巻(逓信協会、1941年)、逓信省編『逓信事業史』第5巻(逓信協会、1941年)、郵政省編『続逓信事業史』第1巻(財団法人前島会、1963年) |