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Area |
Northeast China
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City name |
Tumen
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Commentary |
第127師団は、関東軍(第1方面軍第3軍)の隷下の師団。大本営は1945年初頭、南方への転用兵団が残置した兵員、資材等を活用するため、新たに師団・独立混成旅団等の臨時編成を決めた。これをうけ1945年1月16日、第127師団司令部の編成下令。司令部は3月20日間島省間島(延吉)おいて編成完結、同地附近の警備にあたる。5月上旬、主力は延吉に移駐し陣地構築、一部は間島に残留。8月9日対ソ開戦後、主力は上所村の戦闘司令所にて作戦に従事。司令部は8月17日停戦命令受領、8月19日同所にて武装解除、8月23日間島収容所に収容(残留部隊は8月18日間島にて武装解除)。8月27日司令部将校は飛行機でソ連へ。司令部下士官・兵は間島第1作業大隊、同第10作業大隊、同第22作業大隊、同第23作業大隊に編入され、9月20日琿春経由でソ連へ。終戦時の師団長は陸軍中将古賀竜太郎。旧師団員の収容先は、クラスキ、コムソモリスク、ホルモリンなど。
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Upper level hierarchy | |
Reference materials |
防衛庁防衛研修所戦史室『戦史叢書 大本営陸軍部<9> 昭和20年1月まで』(朝雲新聞社、1975年)541頁
アジ歴Ref:C12122426500(8~9画像目)、C12121178300(4画像目)。
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