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Area |
Korea
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City name |
Seoul/Geongseong (Keijo)
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Commentary |
敗戦間もない1945年8月18日に発足した最初の「日本人世話会」である。会長を穂積真六郎(朝鮮総督府殖産局長・京城電気社長)、副会長を久保田豊(鴨緑江水力電気社長)が務め、事務局長に金子定一(陸軍少将・興亜総本部大陸局長)、次長に伊藤憲郎(国民総力朝鮮連盟総務部長)、総務部長に杉山茂一(朝鮮商工経済会常務理事)、事業部長に古市進(京城府尹)、調査部長に鈴木武雄(京城大学教授)が就いた。経済人と若干の大学人、地方官、軍人で構成されていたように、民間団体でありつつ、総督府に縁故の深いメンバーによって担われていた特徴をもつ。活動資金は寄付金と雑収入でまかなわれ、発足時には朝鮮軍(第17方面軍)参謀長である井原潤次郎から資金の寄付を受けていた。1945年12月1日までに朝鮮総督府終戦処理本部の引揚援護活動は、京城日本人世話会に引き継がれた。
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Upper level hierarchy |
Showa (Post World War 2 Period) > Repatriation > Related Organizations Overseas > Korea > Assistance Association for Japanese Residents > Assistance Association for Japanese Residents in Seoul/Geongseong (Keijo)
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Photo | |
Reference materials |
1.森田芳夫『秘録大東亜戦史朝鮮篇、朝鮮引揚史』(富士書苑、1953年)37頁、
2.穂積真六郎『わが生涯を朝鮮に』(友邦協会、1974年)191-195頁
3.『朝鮮終戦の記録 資料篇第2巻』(巌南堂書店、1980年)10頁、13頁
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