■資料解説
旅順攻撃にあたった陸軍第三軍から海軍に送られた通報です。
5画像目に、第2次総攻撃が開始された明治37年(1904年)10月26日における28センチ砲による攻撃の成果が記されており、ここでは、
・松樹山砲台に対し発射弾81発、うち命中弾47発
・二龍山砲台に対し発射弾132発、うち「最も効力ありし」命中弾21発
・東鶏冠山砲台に対し発射弾77発、うち命中弾59発
・同北砲台に対し発射弾85発、うち命中弾41発
・東鶏冠山火砲1門を破壊
・同北砲台火薬庫を爆破
が挙げられています。また、海軍の陸戦重砲隊との合同での砲撃の成果として、
・松樹山砲の15センチ砲1門の破壊
・他の1門の毀損
・掩蓋(弾よけのための覆い)数か所の破壊
が挙げられています。
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